建設会社

ケーススタディー1 〜次世代IPビル制御〜

アレア品川の正式名はNTT DATA品川ビル。竣工は2003年で、NTTデータ様が技術の粋を結集した次世代IPビルである。
当社は空調自動システムの構築を通じてこのビッグプロジェクトに参画した。

「制御系、業務系、そして映像監視など、あらゆる通信設備をひとつのネットワークに統合するという、先進的かつ実験的な要素も含んだプロジェクトでした。Lon Worksを全面導入した高層ビルとして、先駆的な建物といえます」(施工担当者)

「当時Lon Worksはパッケージソフトがなかったため、一から制御プログラムを作成しました。現場ではトライ&エラーの繰り返しでしたが、そのときのノウハウは現在の業務に活かされています」(施工担当者)

アレア品川はネットワーク系と制御系を統合している。その点で苦労はなかったのか。

「Lon Worksは使用機器を自由に選べるマルチベンダーという強みがあるのですが、このときはネットワーク系との絡みもあって使用機器がすでに決まっていました。与えられた条件のもとで当社の技術をどう活かすか。他業者の方々とのアプローチの違いもあり、大変苦労しました」(施工担当者)

「たとえば制御の演算処理をどこで行うかです。当初、中央監視装置に近いゲートウェイで処理することが決まっていましたが、当社には『ローカルの処理はローカルで完結させる』という計装会社としてのポリシーがあります。トラブルシューティングやメンテナンス、カスタマイズの際、上位システムが演算処理を担っていると、システムを広範囲に停止しなくてはなりません。部分的な対応をローカルのみで処理するようにしておけば、停止する箇所は必要最低限で済みます。イニシャルコストの削減は重要な課題ですが、導入後の運用まで視野に入れ、高いユーザビリティを考えるように努めています。このプロジェクトではクライアント様やネットワーク系業者の方々にもご賛同いただき、理想的な形で施工を行うことができました」(施工担当者)

施工
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